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お引越し

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この家に引っ越してきてから1年がたちました。
もともと“家”というものにとてつもない執着がある私は、
家探し・不動産屋さんを巡るのが大~好き!
引っ越すのが決まってからというもの、ものすごいパワー
としつこさで都内を駆け巡りました。
いい家、というのは予感がするものです。
昼間の日の射しかたや、近所に漂う空気感、その家の側で
猫を発見するというのも大切なポイントで、入った瞬間にピー
ンとくるのです。
そんな家捜しハンターの、今まで見たなかで印象に残ってい
るものをいくつか紹介!
根津の方で見た家は蛇道といわれる曲がりくねった道に沿
うように建てられている、古い家でした。
もと文房具屋さんの店舗兼住宅ということで、1Fに6畳程の
キッチン(床が抜けてました~)と22畳の板張りの部屋(ここ
が店舗)にバスとトイレ。
2Fには通常の6畳ほどの幅の廊下が続き、そこには作り付け
の棚がびっしりとあって(たぶん倉庫)その奥に5畳程の洋間
と階段を上がった脇に4.5畳と6畳の和室というものでした。
全ての部屋というか建物自体が道に沿って作られているので
形が面白く、とにかく広い!
ここは何とか工夫して住めば面白くなりそうだったのですが、
お風呂やキッチンを全面的にリフォームしなくてはならないの
で断念。
いいところまで行ったのが、日本橋の長屋でした。
ここは3層になっていて(もちろん違法建築だと思う)全てが7
畳程の広さ。階段は避難梯子みたいなもので、ちょっとした忍
者屋敷のようでした。
何より信じられないのがその家賃の安さ!
日本橋三越まで徒歩数分、でもお風呂がついてなかったので
ユニットバスを後付けするということまで考えていたけれど、こ
ちらは遺産相続がらみで立ち消えになりました。
こうして何件も見学を重ねていくと期間限定の家、つまり2年間
だけとか家主の都合で退去命令がいつくるかわからない、という
物件に面白いのが多かった。
世田谷ではやっぱり古い家で、なんと土間がついてておまけに
離れもあるなどと、見てるだけでいろいろ想像がふくらむ家もあり
ましたん。
当分引越し予定はないけれど、友達や知り合いが引越しを考え
てると聞くと、つい首を突っ込みたくなっちゃう。
今も、散歩の途中で不動産屋の張り紙なんてあるとふらふらと近
寄ってみてしまうし、中古物件のオープンハウスなんて看板が出
てるとついマダムなふりして見学してしまう。
暇人?

ちなみに写真は階段の踊り場天井。
by ruinyoro | 2006-02-16 21:31 | 日々


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