ベルベルのパン (チュニジア・マトマタ周辺)。


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通路を通るとパティオのようなひかれた空間。
小さな女の子とお母さん、そしておじいちゃんがいた。
実はさっき、とても離れた市場で素敵な杖をつき、買
物袋をぶら下げている老人を見かけた。
偶然にも、私が見つめていた老人が、この家の主だっ
たのだ。
私たちは車でビューンだけれども、おじいちゃんは一
歩一歩長い距離を歩いて帰ってきたのだ。

嬉しそうに顔をくしゃくしゃにして孫を抱きしめている。
そしてナツメヤシを口に入れてあげてる。
あぁ、どこもかわらないのだな。
そんな風景に心が和む。
お母さんがベルベルのパンを焼いてくれた。
これにオリーブオイルとはちみつを塗って食べなさいと。
熱いミントティーとともに頂く。
美味しい。
キリムを敷きつめた腰掛に座り、小さな円卓を囲む。
何だか、生活の中、突然押しかけたようで恐縮してしまう。
でもおじいちゃんの孫に向ける優しそうな笑顔を見て、何
だかホッとした。
一瞬だけの、訪問だったかもしれないけれど、心に残る
大切な時間でした。
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by ruinyoro | 2007-12-13 12:03 |


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